【ワシントン＝横堀裕也】米国のジェン・サキ大統領報道官は１３日、ロシア軍がウクライナで多数の民間人を殺害した疑惑を巡り、バイデン大統領が１２日に「ジェノサイド（集団殺害）だ」と非難したことについて、「戦地の状況に関して大統領が感じたことを話したものだ」と述べた。「法的なプロセスがあり、一般的には数年かかる」とも指摘し、正式な認定に時間がかかるとの認識を示した。
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サキ氏は１３日の記者会見で、ジェノサイドに当たるかどうかについて、バイデン氏が「法律の専門家に決めてもらう」とも語ったことを踏まえ、「法的なプロセスを飛び越したわけではない」と強調。また、「（ウクライナで）より多くの地域に入れるようになり、より多くの情報を得ている」として、他の地域でも、多数の民間人殺害が確認できていることを示唆した。
