[ロンドン 25日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は25日、西側諸国がロシアとの戦争でウクライナの勝利は不可能と悟り、ロシアを内部から崩壊させる計画に移行していると非難した。

プーチン大統領は検察官トップらとの会合で、西側諸国がロシアのジャーナリストに対する攻撃を扇動したと指摘。ロシア連邦保安局(FSB)が「テログループ」によるロシアの著名TVジャーナリスト「殺害」を阻止したと語った。

ウクライナ政府は、プーチン大統領の発言を否定している。

プーチン大統領は「ロシアの社会を分裂させ、内部から崩壊させるという別の計画が明らかとなった」としつつも、「機能していない」と述べた。

さらに、西側のスパイが外国メディアやソーシャルメディアを使い、ロシア軍に対する挑発をけしかけているという見方を示した上で、検察当局はフェイク(偽)ニュースや情報に迅速に対応する必要があるとし、過激な思想に対し「より積極的に」対処するよう要請した。