[23日 ロイター] – 米ホワイトハウスは、ガソリン価格の抑制に向け、夏のスモッグ削減を目的としたガソリン環境規制の免除を検討している。複数の関係者が明らかにした。

製油業者などは、夏に販売するガソリンにブタンなど低コストの成分を混ぜないよう求められている。特に夏の暑い時期にスモッグを増大させるとの懸念があるためだ。

バイデン政権は、エタノールの比率が高く、より安価な「E15」ガソリンの夏季販売について、既にこの要件を免除している。

関係筋によると、現在検討されている免除は全グレードのガソリンに適用される見通し。最終決定には至っていない。