[31日 ロイター] – ウクライナ東部ルガンスク州のガイダイ知事は31日、セベロドネツクの大半がロシア軍の手に落ちたと明らかにした。

セベロドネツクはまだ包囲されていないとしながらも、ロシア軍による砲撃で、人道支援物資を届けることも民間人の避難も不可能になっているとした。

ガイダイ知事はこのほか、ロシア軍がセベロドネツクの硝酸タンクを空爆したと明らかにした。有毒ガスが発生する恐れがあるため、住民に対し防空壕の外に出ないよう呼びかけている。

ガイダイ知事がテレグラムに投稿した写真には、集合住宅の上方に大きなピンク色の雲が漂っている様子が写っている。