[エルサレム 20日 ロイター] – イスラエル議会で来週、国会の解散巡る採決が実施されることとなった。可決されれば、ここ3年で5回目の総選挙が行われる。

ベネット首相は退陣し、ラピド外相が後任として選挙までの暫定首相を務める。

ベネット政権は12年に及ぶベンジャミン・ネタニヤフ前首相の長期政権に代わり、1年前に発足。しかし、右派の強硬派からリベラル、アラブ系まで、意見が激しく対立する8党からなる連立政権は、離党者が出て過半数割れし、求心力が低下していた。

選挙の日程は発表されなかったが、イスラエルのメディアは10月に実施される可能性が高いと報じている。