[東京 1日 ロイター] – 東芝は1日、空調事業を手掛ける東芝キヤリアの売却が完了し、2022年7─9月期以降に800億円を営業外収益として計上すると発表した。足元のドル高/円安を受け、売却額が当初見込みの1000億円から1200億円に、売却益が600億円から800億円に膨らんだ。
株式55%を米キヤリアの100%子会社に譲渡。東芝は引き続き5%を保有し続けるが、連結対象からは外れる。
東芝は今年2月に東芝キヤリアの売却を決定。5月の時点で600億円の売却益を想定し、2023年3月期の業績予想に織り込んでいた。