[ワシントン 19日 ロイター] – 米バイデン政権は、7億7500万ドルのウクライナに対する追加軍事支援を用意していることが19日、国防省当局者の話で分かった。監視ドローンのほか、地雷に耐久性のある重装甲車などが含まれるという。

今回の追加支援で榴弾(りゅうだん)砲16門や、対戦車ミサイル「ジャベリン」1000発、無人偵察機「スキャンイーグル」15機、耐地雷装甲機動車「マックスプロ」40台などを提供。

当局者によると、米国がスキャンイーグルを提供するのは今回が初めてだが、過去には別の国がウクライナに提供したことがあるという。

これにより、2月24日のロシアによる侵攻開始以来、米国がウクライナに提供する軍事支援の総額は106億ドルに達する。