Ana Monteiro

  • 9月8~9日に開催、貿易やサプライチェーンなど議論へ-USTR
  • バイデン政権は5月に初めて新経済圏構想IPEFを発表

米国は新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の初の対面での閣僚級会合を来月ロサンゼルスで開催する。

  米通商代表部(USTR)は23日の声明で、9月8、9日両日の閣僚級会合で貿易やサプライチェーン、クリーン・エネルギー、税制・反汚職について活発な議論が続くと説明した。

  バイデン政権が5月に打ち出したIPEFは、インド太平洋地域における中国の影響力に対抗することを目的とした経済イニシアチブ。

  米国は2017年にトランプ政権下で太平洋経済連携協定(TPP)から離脱しており、経済問題でアジアに関与する米国の取り組みとしてはIPEFは最も重要なものだ。米国の他に13カ国がこれまでに参加を表明している。

原題:US to Host Indo-Pacific Ministers in L.A. as It Builds Asia Ties(抜粋)