[キーウ 24日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は旧ソ連からの31回目の独立記念日である24日に演説を行い、ロシア軍をウクライナ領内から完全に追い出すと表明した。
ロシアがウクライナの独立記念日に合わせて主要都市にミサイル攻撃を仕掛けるとの観測が高まっていたが、首都キーウ(キエフ)は通常よりも静かな状態にある。
24日はまたロシアによる侵攻開始から半年の節目に当たる。
ゼレンスキー氏はロシアの攻撃により国民の精神がよみがえり、ウクライナは生まれ変わったと述べた。「新しいウクライナは泣くことも叫ぶことも逃げることもしなかった」と強調した。
ロシアの支配下に置かれた東部地域とクリミア半島を奪い返すと表明し「われわれにとって戦争の終わりはこれまで『平和』だったが、現在は『勝利』だ」と述べた。