[29日 ロイター] – ロシア連邦保安局(FSB)は29日、ロシアの民族主義思想家アレクサンドル・ドゥーギン氏の娘ダリア氏が自動車の爆発で死亡した事件を巡り、関与した2人目の人物を特定したと発表した。
ダリア氏は20日、モスクワ郊外で運転していた車が爆発し死亡した。FSBは1979年生まれのウクライナ人の女が実行犯と主張している。
FSBは殺害を計画し実行した「破壊工作・テロリスト集団」の別のメンバーを新たに特定したと明らかにした。
78年生まれのウクライナ人の男で、モスクワの車庫で爆弾の組み立てを手伝い、実行犯の女のために偽造書類と車のナンバープレートを入手したとしている。
男はダリア氏殺害の前日にエストニアへ出国したという。