[ワシントン 13日 ロイター] – 米商務省は13日、新たなナノテクノロジーや半導体デバイスの開発に利用可能な半導体の製造に向け、所管する国立標準技術研究所(NIST)とアルファベット傘下のグーグルが研究・開発で合意したと発表した。
この半導体は、米半導体メーカー、スカイウォーター・テクノロジーがミネソタ州の工場で製造するという。
グーグルが生産開始の初期費用を負担し、初回生産分を支援する。NISTは大学の研究パートナーとともに、半導体の回路を設計する。
バイデン米大統領は8月、中国に対する競争力向上を目指す国内半導体産業支援法案に署名し、同法が成立した。同法には国内半導体製造に対する約520億ドルの政府補助金のほか、半導体工場向け投資を促進するための推定240億ドルの税額控除などが盛り込まれている。