[ニューヨーク 2日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は2日、FRBが12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を縮小する可能性があると述べた。

1─2日に開いたFOMC後の記者会見で、利上げ幅を0.75%ポイントから低下させる時期について言及し、「その時期は来る。早ければ12月会合かもしれない」とし、これまでの政策が経済に与える影響を見極めながら、近いうちに緩やかな利上げに移行できる可能性があることを示唆。一方で次回会合での政策判断について「まだ何も決定していない」としたほか、利上げの「一時停止を考えるのは非常に時期尚早だ」とした。

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