[7日 ロイター] – トランプ前米大統領は7日、大統領選への再出馬を早ければ来週にも表明する可能性があると示唆した。
オハイオ州で開かれた共和党の政治集会で、15日にフロリダ州の邸宅「マールアラーゴで非常に大きな発表を行う」と述べた。8日投開票の中間選挙から注目をそらしたくないとして、詳細は明らかにしなかった。
同氏は再出馬の可能性を繰り返し示唆している。
中間選挙で共和党は下院の過半数を奪還すると見込まれており、上院の支配も奪う可能性がある。
トランプ氏はこの日の演説で、バイデン大統領のリーダーシップの下で米国が衰退の道をたどっていると批判。「米国はもはや世界中どこでも尊敬されず、話も聞いてもらえない。色々な意味で笑いものにされている」と断じた。
バイデン氏はこの日の演説で、中間選挙で共和党が勝利すれば米国の民主的制度が弱体化すると警告した。