[香港 8日 ロイター] – 中国不動産大手、中国恒大集団が海南島で展開する大規模リゾートプロジェクトについて、地元政府に差し押さえられた約40棟のマンションが賃貸住宅、サービスアパートメント、商業施設として活用されることになった。
憺(ダン)州市政府は12月、環境・建築基準違反を理由に中国恒大に対し建設中のマンション39棟を解体するよう命じた。しかし地元メディアによると、当局はその後、建物を解体から没収に変更した。
市政府が10月末に発表したプロジェクトに関する文書によると、当局は未完成の建物のうち16棟を賃貸住宅、4棟をサービスアパート、残りの19棟をホテルやオフィス、店舗などに変更することを承認した。