[21日 ロイター] – 暗号資産(仮想通貨)のレンディング(貸し出し)事業を手掛けるジェネシスは21日、直ちに破産申請する計画はないとロイターにメールで明らかにした。同社は顧客資金の引き出しを停止している。

メールによると、破産申請を避けるため、合意による問題解決を目指しており、顧客との協議を続けている。

ブルームバーグ通信は21日に関係筋の話として、ジェネシスがレンディング部門の資金調達に苦戦しており、投資家に対し、資金が確保できなければ破産申請する必要が生じると警告したと報じた。

ジェネシスは先週、同部門で顧客資金の引き出しを停止した。暗号資産交換業大手FTXの経営破綻を受けた措置だった。