[ロンドン/シンガポール 14日 ロイター] – 大規模な暗号資産(仮想通貨)流出に見舞われていた交換業大手バイナンスのチャンポン・ジャオ最高経営責任者(CEO)は14日、「事態は安定したようだ」とツイッターに投稿した。

バイナンスは前日、巨額の引き出しを受けて米ドルに連動するステーブルコイン「USDコイン(USDC)」引き出しを一時停止した。ブロックチェーン分析会社ナンセンによると、24時間の引き出し額は19億ドルで1日としては6月13日以降で最大規模だった。

ジャオ氏はツイッターに「昨日処理した引き出しは過去最高ではなくトップ5にも入らない」と投稿した。