[9日 ロイター] – 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は9日、スナク英首相が英半導体設計会社アームのロンドンでの新規株式公開(IPO)について親会社のソフトバンクグループとの協議を再開したと報じた。
FTが関係者の話として伝えたところによると、スナク氏は先月、アームのレネ・ハース最高経営責任者(CEO)と面会し、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長もビデオで参加した。
この件について説明を受けた人物2人は会合が「非常に建設的」だったとし、別の1人も「前向き」だったと述べたという。
孫氏は昨年6月の株主総会で、アームの株式上場先について「本命は米ナスダック」だが、まだ決定はしていないと述べている。