[モスクワ 15日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は、国防省がウクライナ東部ソレダルを制圧したと発表したことについて「前向きな動き」だと述べ、軍がさらに戦果を上げることに期待感を示した。

国営テレビのインタビューで「全ては国防省と参謀本部の計画の枠内で展開している」との認識を示し、「われわれの戦士たちが戦闘の成果で一層喜ばせてくれることを期待している」と語った。

ロシアがソレダル制圧を発表したことについて、ウクライナの地元当局は14日、同国軍がソレダルの支配を維持するために引き続き戦っていると述べた。米ワシントンに拠点を置く戦争研究所は、ウクライナ軍がソレダルの拠点を維持している可能性は極めて低いと分析した。

ロイターはソレダルの状況を確認できていない。

プーチン氏はまた、ロシア経済の状況が「安定している」とし、「敵の予測だけでなく、われわれの予測よりもはるかに良い」と指摘。「失業率は歴史的な低水準にあり、インフレ率は予想より低く、低下傾向にある」と語った。