- 両社は最終的に日米での二重上場も検討している
- ウエスタンデジタルの経営陣が統合後の会社を運営する見通し
米ウエスタンデジタルとキオクシアホールディングス(HD)の合併協議が進展していると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。最終的に日米での二重上場を含む大まかな体制も検討しているという。
情報が非公開だとして匿名を条件に語った関係者によれば、現在協議中の条件では、ウエスタンデジタルはフラッシュメモリー事業をスピンオフしてキオクシアと合併させ、米国で上場企業を誕生させる方針。同社は日本での上場も計画しているという。
関係者によれば、ウエスタンデジタルの経営陣が統合後の会社を運営する見通し。
両社は今後数カ月以内の発表に向けて取り組んでいるものの、詳細は最終決定されておらず、なお変更される可能性もある。
ウエスタンデジタルの担当者はコメントを控えた。キオクシアの広報担当者はうわさや臆測にコメントしないと述べた。
原題:Western Digital Talks With Kioxia Are Said to Be Advancing (1) (抜粋)