バイデン米大統領=13日、ワシントン(AFP時事)
バイデン米大統領=13日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領が副大統領時代の機密文書を外部に持ち出していた問題で、サウバー大統領特別顧問は21日、声明を出し、司法省が20日にデラウェア州にあるバイデン氏の自宅を捜索したと明らかにした。米メディアによると、自宅から機密文書を含む書類が新たに押収された。

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 司法省による家宅捜索は約13時間行われ、機密文書と関連資料で構成される6点の書類が発見された。一連の書類には上院議員時代のものも含まれるという。詳しい項目などは明らかにされていない。

 大統領や副大統領は退任する際、公務に関する資料を国立公文書館に引き渡すよう義務付けられている。