[パリ 7日 ロイター] – フランスで退職年齢の引き上げを巡る3度目の大規模ストライキが7日実施され、公共交通機関や学校、製油所などの運営がストップした。

ただ、スト参加者数は1週間前に比べ減少したとみられる。教員の参加率は前週の26%から14%に低下。フランス電力(EDF)の労働者は40%から30%に低下している。

マクロン大統領が実現を目指す年金改革は、支給開始年齢を62歳から64歳に引き上げることなどが柱。これに対する国民の抵抗は強く、全国でストが巻き起こった。

スト参加者からは「退職は第二の人生であるべきで、死への待合室であってはならない」などの声が上がっている。