[モスクワ 8日 ロイター] – ロシアが、大企業の超過利潤に対し1回限りの任意課税の導入を検討していることが分かった。当局者が明らかにした。石油・ガス収入の減少が背景という。

3人の関係筋によると、検討されている課税規模は約2000億─2500億ルーブル(28─35億ドル)。

ロシアの通信社は、ベロウソフ第1副首相の「企業からの自発的な貢献が議論されている。これは増税ではなく、一時的な超過利潤への課税だ」とのコメントを報じた。

しかし、ロイターの取材に応じたある関係者は、支払いを拒否する企業はまずないと指摘した。