ウクライナ訪問など一連の外交日程を終えて、23日朝に帰国した岸田総理大臣は、午前9時前、総理大臣官邸に入る際、記者団に対し「1月にウクライナ訪問の招へいがあり、それを受けてタイミングを調整してきた。ウクライナを訪問することによって、侵略の現場を自分の目で見て、悲惨な体験をされた方から直接話を聞かせてもらい、ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序を揺るがす暴挙だと痛感した」と述べました。

その上で「ゼレンスキー大統領と会談し、ウクライナ支援の重要性を改めて感じたし、法の支配に基づく国際秩序を堅持しなければならないという思いを新たにした。こうした経験を踏まえて、G7広島サミットの準備を進めたい」と述べました。