[カイロ 4日 ロイター] – イランは4日、駐アラブ首長国連邦(UAE)大使を任命したと発表した。2016年以来7年ぶりの復帰となる。UAEを含む湾岸諸国とイランとの関係改善の流れが続いている。

UAEは昨年8月にイランとの外交関係を格上げし、大使がイランの首都テヘランに復帰すると表明していた

UAEは、16年1月にテヘランのサウジアラビア大使館が襲撃されたことをきっかけにサウジが断交したのに続き、イランとの関係を格下げしていた。

イランとサウジの対立は湾岸地域の安定と安全を脅かし、イエメンからシリアに至るまで内戦の火種を作ったが、両国は今年3月、中国の仲介で関係正常化に合意した。