[ベルリン 4日 ロイター] – ドイツ司法当局は4日公表の声明で、米ツイッターが「違法な」コンテンツを巡る利用者の不満に誤った対応をしたとして、同社に罰金を科す手続きを始めたことを明らかにした。
当局が違法と見なした複数のコンテンツについて「利用者から不満が寄せられたにもかかわらず、法律に規定された期間内に削除やブロックを行わなかった」としている。
当局は違法コンテンツの内容や罰金の額には言及していない。一方、この問題をボンの地裁に持ち込むかどうかを決める前に、同社に対処の機会を与えていると説明した。
ツイッターを巡っては、特に米実業家イーロン・マスク氏の買収以降、独政府による厳格な調査が行われている。昨年12月には政府高官がツイッターに対し、欧州連合(EU)欧州委員会の直接的な監督下に入るよう求めていた。