インフレ関連情報（14日）

［ワシントン　１４日　ロイター］ – 欧州中央銀行（ＥＣＢ）のラガルド総裁は１４日、ユーロ圏ではインフレ率の低下が続く見通しだが、名目賃金の急激な伸びを背景にコアインフレ率はしばらく高止まりするとみられ、緩やかにしか鈍化しないとの見方を示した。

総裁は国際通貨基金（ＩＭＦ）の春季会合向けの声明で「歴史的高水準にある賃金の伸びは、タイトな労働市場と高インフレに対する補償に関連したもので、予測期間中のコアインフレ率を下支えするだろう。（コアインフレ率は）われわれの目標付近に緩やかに戻っていく」と述べた。