[24日 ロイター] – ロシア国営タス通信は24日、ロシア海軍の最新型原子力弾道ミサイル潜水艦が8月に極東カムチャッカ半島の常設基地に移動すると伝えた。ロシアは極東の軍備体制を強化しており、日本や米国が警戒している。

極東に配備されるのは新型原子力潜水艦「ゲネラリシムス・スボロフ(スボロフ大元帥)」。2022年末に就役した。潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「ブラバ」を最大16基搭載できる。

タス通信は軍に近い関係者の話として、「ゲネラリシムス・スボロフが8月に(北極圏の)北方艦隊から太平洋艦隊に配属先が変わる」と伝えた。北方海路で移動するという。