[30日 ロイター] – 米実業家イーロン・マスク氏がツイッターのブランド名を「X」に変更したことに合わせてサンフランシスコ本社に設置した巨大なロゴ看板について、市当局や一部住民からは懸念の声が出ている。
同社は28日、本社屋上に「X」の看板を設置したが、明るすぎると近隣住民から苦情が出ている。
週末には地元市民がストロボのように点滅する巨大な看板をビデオで撮影する姿も見られたが、あるユーザーはロゴの動画とともに「あなたの寝室の向かいにこのサインがあると想像すると、激怒するだろう」と投稿。
別のユーザーも「配慮のなさにはただ驚くばかり」と書き込んだ。
一方、市の建築検査当局は、この看板設置が規則に違反している可能性があるとして調査を開始した。
検査当局は報告書で、看板を検査しようとする職員に対し同社が屋上への立ち入りを2回にわたって拒否したと指摘。担当者はロゴが一時的なものだと説明したという。
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▽巨大「X」看板、苦情受け撤去 旧ツイッターの本社屋上から<ロイター日本語版>2023年8月1日9:05 午前