[リガ 14日 ロイター] – バルト3国のラトビアのカリンシュ首相は14日、連立政権の一部との関係悪化を理由に辞任すると表明した。

カリンシュ首相は記者会見で「17日に大統領に辞表を提出する」と表明。X(旧ツイッター)への投稿で「繁栄と経済成長のための取り組み妨害している」として、連立政権のパートナーを非難した。

カリンシュ氏率いる親欧米の中道右派「新統一」は2022年10月の総選挙を経て連立政権を発足させた。新統一は16日に首相候補を選出する。

ラトビアは隣国リトアニアとエストニアと共に、ウクライナに侵攻するロシアへの圧力を強めるよう欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)に働きかけている。