[14日 ロイター] – ロシア邦軍事技術協力庁のドミトリー・シュガエフ長官は、ロシアはインドに対し、合意された期間内にロシア製ミサイル防衛システム「S400」を納入すると述べた。インタファクス通信が14日報じた。

インドは世界最大の兵器輸入国で、伝統的な兵器には今でもロシアの技術が使用されている。ただ、インド政府関係者はロシアのウクライナ戦争により兵器などの納入が遅れる可能性があると懸念している。

報道によると、シュガエフ氏はS400の生産は「予定通り」行われており、納入は「合意された期間内に完了する見込み」とした。

インドは2018年にS400を54億ドルで購入。3基が納入されたが、2基が納入待ちになっている。

インタファクス通信によると、納入は2024年末までに完了するという。