[ネス湖(スコットランド) 27日 ロイター] – 英北部スコットランドのネス湖で26、27日、伝説の未確認生物「ネッシー」の捜索が50年超ぶりの規模で行われ、世界各国から数百人が参加した。
「ザ・クエスト」と名付けられた今回の捜索はネス湖センターが企画し、ボランティアの調査チームと提携して実施。これまでの捜索では使用されたことがない赤外線機器を備えた無人機(ドローン)のほか、水中の音響信号を探知できるハイドロフォンも用いられた。
最も知られるネッシーの写真は1934年に撮影された、首の長い頭部が水面から出ているものだが、60年を経て偽物だったことが判明。探索はそれ以降も数多く行われてきたが、失敗に終わっている。
学生時代にネッシーに関心を持ち、課題の作文も書いたという米国人ボランティアは、それから20年たって今回捜索のことに耳にし、参加してみたとコメント。ただ、ネッシーが存在するという証拠は見つかっていないと話した。