梶本哲史浦中美穂

[東京 6日 ロイター] – 国内最大の産業別労組である「UAゼンセン」は6日、2024年の春季労使交渉で、正社員とパートなどを合わせた全体の賃上げ目標を6%にするとの方針を示した。来年1月の中央委員会で正式決定する。

連合が10月に示した「5%以上」との伸び率を超える。連合超えは2年連続。ベースアップ(ベア)で4%基準(訂正)、定期昇給2%程度(訂正)を含めて6%の賃上げに取り組む。昨年の「6%程度」を「6%基準」とし、表現を強めることで、物価高により実質賃金の目減りが続く中、賃上げに取り組む姿勢を強化する。