米下院、国防権限法案を可決 バイデン氏署名へ

[ワシントン 14日 ロイター] – 米議会下院は14日、2024年度(9月終了)の国防予算の大枠を決める国防権限法(NDAA)案を賛成多数で可決した。賛成310、反対118と、ホワイトハウスへの送付に必要な3分の2以上の票を獲得した。

NDAAの予算総額は前年比3%増の8860億ドルで過去最大となる。バイデン大統領の署名を経て成立する見通し。

NDAA案は前日、上院で可決。米軍兵士の5.2%昇給や軍装備の調達、ウクライナ支援やインド太平洋で中国を抑止する政策の予算が盛り込まれている。 もっと見る