共同通信社は20、21両日、衆院島根1区補欠選挙に関する電話調査を実施し、取材を加味して情勢を探った。立憲民主党の元職、亀井亜紀子氏(58)が先行し、自民党の新人、錦織功政氏(55)=公明推薦=が追う展開となっている。投票先を決めていないのは1割強。
支持政党別に見ると、亀井氏は立民支持と答えた人の9割超をまとめた。共産党支持層の8割に浸透するほか、「支持する政党はない」とした無党派層の6割も固めた。
錦織氏は自民支持層からの支持が6割に届かず、3割近くが亀井氏に流れる。公明支持層で錦織氏を挙げた人は半数程度にとどまっている。
年代別でみると、亀井氏は中高年層を中心に錦織氏をリードしている。男女別の支持でも、亀井氏はそれぞれ錦織氏を上回る。
電話調査は、衆院島根1区の有権者と答えた人を対象に実施。固定電話で825人の有効回答を得た。