William Horobin

フランスの左派系政党はマクロン大統領が決定した解散・総選挙に向けて、結束することで合意した。世論調査によると、左派系政党は結束することで、マリーヌ・ルペン氏率いる極右政党・国民連合(RN)に次いで第2の勢力となる可能性がある。

  緑の党、社会党、共産党、急進左派ジャンリュック・メランション氏が率いる「不屈のフランス」を含む左派系政党は、6月30日の第1回投票で577の各選挙区に出馬する候補者を1人に絞ることで合意した。

  社会党は13日遅くに公表した声明で「結束への期待が表明された」と指摘。「合意は成立した」と述べた。

  今回の合意は、マクロン大統領にとってさらなる打撃となる。マクロン氏の陣営は、オランド政権時代にマクロン氏が閣僚を務めていたことから、社会党に接触していた。

原題:France’s Left Unites to Challenge Le Pen, Macron for Power (1)(抜粋)