ドイツ、5G通信網から中国企業排除へ 国内通信事業者と合意

[ベルリン 11日 ロイター] – ドイツのフェーザー内相は11日、高速通信規格「5G」ネットワーク製品から2029年以降ファーウェイ(HWT.UL)や中興通訊(ZTE)(000063.SZ), opens new tabといった中国企業を排除することで通信事業者と合意したと発表した。

同内相はベルリンで記者団に対し「我々は今、通信会社と明確かつ厳格な合意に達した」と述べ、この合意は国内のデジタルセキュリティーの重要な保護措置であるとした。

内務省とドイツテレコム(DTEGn.DE), opens new tab、ボーダフォン(VOD.L), opens new tab、テレフォニカ・ドイツ(TEF.MC), opens new tabとの協議に続くもので、ドイツの重要なインフラを潜在的な安全保障上のリスクとみなされる中国から保護することを目的としている。

同内相は、この合意について中国に報告し、中国の技術に対する計画的な抑制を巡りいかなる報復も予想していないと説明した。