▽バイデン米大統領がハリス氏とトランプ氏を言い間違え-記者会見<bloomberg日本語版>2024年7月12日 8:53 JST
- 記者会見では立候補継続の「決意」もあらためて表明
- 自身の年齢や再選を果たすことができるか不安が再燃
11月の米大統領選で再選を目指すバイデン米大統領は、トランプ前大統領を破ることができるかどうかを巡り、民主党内などに広がる懸念を打ち消そうと努めてきた。
しかし、3日間の日程でワシントンで開催していた北大西洋条約機構(NATO)首脳会談の最終日の11日、名前の言い間違いを連発し、自身の年齢や再選を果たすことができるか不安が再燃することになった。
同日開かれたイベントでは、バイデン氏がウクライナのゼレンスキー大統領のことを紹介する際に、ロシアのプーチン大統領と言い間違え、参加者の間に緊張が広がった。
さらに、大いに注目されている記者会見では、最初の質問に対し、ハリス副大統領とトランプ氏とを言い間違える場面があった。会見では、立候補継続の「決意」もあらためて示した。
これまでの主な発言は次の通り。
- 米国は世界から退くわけにはいかない
- イスラエルとハマスの戦争を終わらせる決意だ
- 私はトランプ氏を一回破った。もう一回勝つ
- ハリス副大統領には大統領への適格性がある
原題:Biden Confuses Leaders, Harris for Trump at Vital Moment (1)、Biden Mistakenly Refers to Vice President Harris as Trump(抜粋)
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