[モスクワ 12日 ロイター] – バイデン米大統領がウクライナのゼレンスキー大統領を「プーチン大統領」と言い間違えるなどしたことを、ロシア国内メディアが大きく報じている。ハリス副大統領と共和党のライバルであるトランプ前大統領の名前を混同したことも報じられた。
ロシア大統領府(クレムリン)支持派のテレビ解説者オルガ・スカベエワ氏は、バイデン氏がゼレンスキー氏とプーチン氏の名前を間違える動画を笑い泣きの絵文字とともに、自身のソーシャルメディアのフィードに投稿。トランプ氏とハリス氏の名前の取り違えの映像の下にも「ジョーのショーは続く」と投稿した。
また、ロシア外務省のザハロワ報道官はバイデン氏の失言を皮肉り、ロシアが米国政治に干渉したとする米国の主張を揶揄(やゆ)して「悪名高い『ロシアによる米選挙への干渉』はもはや隠し切れないようだ。『クレムリンの手』に操られている親ロシア派の候補者(バイデン氏)がいる」とテレグラムの公式アカウントにジョークを投稿した。