北朝鮮情勢（４日）

投稿日 : 2024年8月5日 | カテゴリー : 朝鮮半島情勢

[ソウル５日ロイター] – 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は４日、新型戦術弾道ミサイルシステムの軍部隊への引き渡しを指揮した。国営の朝鮮中央通信（ＫＣＮＡ）が５日伝えた。

平壌で開かれた式典で新型戦術弾道ミサイル発射台２５０両が披露され、金氏が兵士や軍の科学者らを前に演説したという。

国営メディアは発射台について、金氏自身が設計した強力な最新戦術攻撃兵器で、朝鮮人民軍部隊に引き渡す用意ができていると伝えた。

北朝鮮は先月、新型戦術弾道ミサイルの発射実験に成功したと発表していた。もっと見る

ＫＣＮＡによると、金氏は演説で、北朝鮮が核の脅威を抑止し、いかなる困難に対しても自衛できるよう、近い将来に核態勢を強化すると述べた。

核兵器の備蓄と改良が核の脅威と米国の圧力に対抗する最善の方法との考えを改めて示した。

「絶対的で比類のない自衛能力」によって平和が保証されるとも語った。