ペートンタン氏、タイ首相に就任 「全ての意見に耳を傾ける」

[バンコク 18日 ロイター] – 16日にタイ議会で首相に選出された与党・タイ貢献党党首のペートンタン・シナワット氏が18日、ワチラロンコン国王の承認を得て首相に正式に就任した。

閣僚人事に倫理違反があったとする憲法裁判所の判断を受けて失職したセター前首相の後任として選出された。タクシン元首相の次女で、同国の首相としては最年少の37歳、叔母のインラック元首相に次ぐ2人目の女性首相となる。 もっと見る

18日の国王承認の式典でペートンターン氏は「行政府の長として、議員たちとともに、開かれた心で職務を全うする」とし、「全ての意見に耳を傾け、国を安定へと導く」と述べた。

首相として初の会見では、「主要な」景気刺激策や改革、違法薬物への取り組みなど、前政権の政策を継続すると述べた。