立憲民主党の代表選挙は、4人の候補者が党所属の地方議員からの質問に答える形で討論に臨み、自民党総裁選挙の告示を受けて自民党とどう対じするかについて議論しました。
4候補者の推薦人一覧推薦人となった衆議院議員・参議院議員の全員の氏名
野田氏「疑似政権交代でなく真の政権交代で変えたい」
野田元総理大臣は「総裁選挙の候補者は『政治改革をやる』と言っているが『今頃言うな』と言いたい。自民党がカネをかけ過ぎる政治をしているのは国も地方も同じで、それを壊す一点突破で戦う。疑似政権交代ではなく真の政権交代で変えたい」と述べました。
枝野氏「すぐ衆議院解散なら やる気がないか自信がないか」
枝野前代表は「選択的夫婦別姓や政治改革はわれわれも大賛成なので秋の臨時国会で法案を成立させ、実行することは可能だ。衆議院議員の任期満了まであと1年残っている。すぐに衆議院を解散するのなら、やる気がないか自信がないかのどちらかだ」と述べました。
泉氏「自民党の政策は立憲民主党の政策の二番煎じ」
泉代表は「今回の自民党の政策には驚いた。立憲民主党の政策のオンパレードで二番煎じであり、臆面も恥ずかしげもない。『裏金問題』に国民は怒り心頭に発しており、本気の政治改革でクリーンな政治を実現する運動を展開していく」と述べました。
吉田氏「総裁選挙で議論されることは空手形ばかり」
吉田晴美氏は「総裁選挙で議論されることは空手形ばかりではないか。国会の開会中にできたことを先延ばしにし、衆議院選挙の目前になって、いいことを言いだしてくる。私たちはその欺まんを見抜き、しっかりと対じしていきたい」と述べました。
4人の候補者は13日、徳島市で地域活性化や農林水産業の振興をテーマに政策討論に臨みます。