▽ウクライナ、新たな国際安保システム求める オンライン会合開催<ロイター日本語版>2024年10月15日午前 9:20 GMT+9

ウクライナ、新たな国際安保システム求める オンライン会合開催

[14日 ロイター] – ウクライナのアンドリー・イェルマーク大統領首席補佐官は14日、平和に関するオンライン会合で演説し、将来の武力侵攻を防ぐための新たな国際安全保障システムの必要性を訴えた。

会合には66の国や国際機関が参加したという。具体的な国名は明かされていない。

イェルマーク氏は、既存の安保システムは「ロシアの侵略を排除する積極的な手段を提示することができなかった」と指摘。国際法とウクライナ自体の防衛能力強化に基づく新たな安保の仕組みが必要とし、「このシステムは軍事的な要素だけでなく、制裁、金融支援、投資、さまざまな分野での幅広い協力も含むべきだ」と述べた。

会合は世界規模のサミットに向けた準備の一環で、アフリカやアジアを中心とするグローバルサウス(新興国・途上国)の国々からの支持を引き出すことを意図している。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、6月のスイスでの会合に続く新たな「世界サミット」を年内に開催したいと語っている。

関連情報

▽北朝鮮兵がロシア側で戦闘との報、米が懸念 ロシアは「偽情報」<ロイター日本語版>2024年10月16日午前 5:47 GMT+9

▽ロシア、NATO核抑止演習を批判 「ウクライナ戦争下で緊張激化」<ロイター日本語版>ロイター編集2024年10月15日午前 8:52 GMT+9

▽ロシアに屈せず、強力なウクライナ支援続ける=NATO事務総長<ロイター日本語版>2024年10月15日午前 7:52 GMT+9