政府の新年度予算案について、立憲民主党は新たな作業部会を設け、内容を検証することになりました。むだがあれば削減し、公立の小中学校などの給食費無償化をはじめとした党が掲げる政策の実現に財源を振り向けるよう、求めていく方針です。
一般会計の総額が115兆円を超え、過去最大規模となっている政府の新年度予算案について、立憲民主党の野田代表は「税金のむだづかいがないようしっかりチェックし、審議の中で何を勝ち取っていくのか、戦略的に検討していきたい」と述べています。
これを踏まえ、立憲民主党は、来週にも新たな作業部会を設け、予算案の内容を検証することになりました。
検証では、分野ごとにチームにわかれて事業を精査することにしていて、むだが見つかれば費用の削減案をまとめ、国会審議などを通じて政府・与党側に示していく考えです。
そして、公立の小中学校などの給食費無償化や、介護や保育の職員の処遇改善といった立憲民主党が掲げる政策の実現に財源を振り向けるよう、予算案の修正などを求めていく方針です。