▽Xで障害、一時4万人利用不能 マスク氏「サイバー攻撃」を指摘<ロイター日本語版>2025年3月11日午前 4:57 GMT+9

Xで障害、英米で数万人に影響=追跡サイト

[10日 ロイター] – 障害追跡サイト「ダウンディテクター」によるとソーシャルメディアのX(旧ツイッター)で障害が発生し、米東部時間10日午後現在、ユーザー約1万2000人が利用できない状態になっている。Xを所有する米実業家のイーロン・マスク氏は、サイバー攻撃が原因との見方を示した。

マスク氏は「Xに対し大規模なサイバー攻撃が行われた。われわれは毎日攻撃を受けているが、今回は多くのリソースを使って実行された。大規模な組織的グループや国家が関与している可能性がある」とXに投稿した。

インターネットインフラ業界に詳しい関係筋は匿名を条件に、Xは数波にわたる「DoS(Denial of Service))攻撃を受けたと明らかにした。

ダウンディテクターによると、米東部時間午後1時46分現在、米国で1万1745人のユーザーがXにアクセスできない状態になっている。Xは断続的な障害に直面しており、アクセスできないユーザーの数は一時4万人に達していた。

ダウンディテクターの数字はユーザーからの報告に基づいている。