▽トランプ氏、日本との通商交渉責任者にベッセント財務長官ら任命

[ワシントン 7日 ロイター] – トランプ米大統領は7日、ベッセント財務長官とグリア通商代表部(USTR)代表を日本との通商交渉の責任者に任命した。ベッセント財務長官がソーシャルメディアで明らかにした。
ベッセント財務長官はその後、FOXビジネスネットワークのインタビューで、日本の高い非関税障壁を巡り生産的な交渉を期待していると述べた。交渉により関税が引き下げられることへの期待感も示した。
日本からの通商提案は受け取っていないとしたが、日本は早期に交渉に臨んだため優先的に交渉を行い得るとの見方を示した。
石破茂首相は7日夜、トランプ米大統領と米国の関税措置を巡り電話会談した。 もっと見る
トランプ氏は記者団に対し、「米国は日本と素晴らしい関係を築いている。今後もこの関係を維持していく」と語った。またソーシャルメディアへの投稿では「世界中の国々がわれわれと話し合っている。厳しいが公正なパラメータが設定されつつある」とした。
