▽トランプ氏、イスラエルによるイラン攻撃「十分あり得る」 紛争回避望む<ロイター日本語版>2025年6月13日午前 5:56 GMT+9

[ワシントン 12日 ロイター] – トランプ米大統領は12日、イスラエルによるイランへの攻撃は「十分に起こり得る」との認識を示しながらも、攻撃が差し迫っているとは言えないと述べた。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し、イスラエルによるイラン攻撃は「差し迫っているとは言いたくないが、十分起こり得ることのように見える」と述べた。
その上で、衝突を避け、イランの核開発計画を平和的に解決したいとすると同時に、イランが核兵器を開発することは許されないと改めて表明。「紛争は避けたい」としながらも、「イランは厳しい交渉を強いられる」とし、イランは何らかの譲歩をしなけければならないとの考えを示した。
国際原子力機関(IAEA)は12日、イランが核不拡散義務に違反しているとして同国を非難する決議を採択。これに対しイランは対抗措置を発表し、中東の緊張が高まっている。
米国とイランは15日にオマーンでイランの核開発問題を巡る6回目の協議を実施する。
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