▽ウクライナ第2の都市に無人機攻撃、1人死亡・71人負傷<ロイター日本語版>2025年7月8日午前 12:55 GMT+9

ウクライナ第2の都市に無人機攻撃、子ども3人含む27人負傷=当局

[7日 ロイター] – ウクライナ当局は7日、同国第2の都市ハリコフで夜間にロシアのドローン(無人機)による攻撃があり、少なくとも1人が死亡、71人が負傷したと発表した。集合住宅や幼稚園、徴兵事務所が損壊したという。

ロシアとの国境に近いウクライナ北東部に位置するハリコフは、ロシアから定期的に攻撃を受けている。今回はシェフチェンキフスキー地区で負傷者が最も多かったという。

ハリコフのイゴール・テレホフ市長は、10分程度の間隔で2回の攻撃があり、6機のシャヘド無人機が「住宅街や車、人々を狙って」襲撃したと述べた。

ロシア側からコメントは出ていない。

また、ウクライナの首都キーウ(キエフ)の10地区のうち3地区にも夜間攻撃があり、数棟の建物や複数台の車が損壊したものの、負傷者の報告はないという。

このほか、南部の都市オデーサ(オデッサ)への無人機攻撃で1人が死亡、南東部ザポロジエへの無人機攻撃で少なくとも20人が負傷した。