▽テスラ、4-6月期の利益・売上高は市場予想を下回る -株下落
Kara Carlson
- 売上高は12%減、少なくとも10年間で最大の減収
- ロボタクシーと低価格車の計画は前進している
電気自動車(EV)メーカーの米テスラの4-6月(第2四半期)決算では、利益がウォール街の予想を下回った。同社はロボタクシーと低価格車の計画が前進していることも明らかにした。
調整後1株利益は40セントで、アナリスト予想平均をわずかに下回った。売上高は12%減の225億ドル(約3兆3000億円)。市場予想に届かず、少なくとも10年間で最大の減収となった。一方で粗利益率は市場予想を上回った。
テスラは、「関税の見直しや財政政策の変化による影響の不透明さ、政治情勢に伴う不確実なマクロ経済環境が続く中でも」多くの主要な取り組みが順調に進んでいると説明した。
同社株は決算発表後の時間外取引で当初は上昇したが、米東部時間午後4時24分(日本時間24日午前5時24分)時点では1%弱値下がりしている。
原題:Tesla Second-Quarter Earnings Miss Wall Street Expectations (1) (抜粋)
