▽ロ、ウクライナ領土約5000平方キロ制圧 年初以降=プーチン氏<ロイター日本語版>2025年10月8日午前 5:55 GMT+9

[モスクワ 7日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は7日、ロシア軍が今年これまでにウクライナの領土約5000平方キロメートルを制圧し、212の地域を解放したと発表した。
クレムリン(ロシア大統領)が公表した議事録によると、プーチン大統領はロシア軍最高司令官らとの会議で「現時点でロシア軍が戦略的主導権を完全に握っている」とし、ウクライナ軍はロシア領土の奥深くまで攻撃を試みているものの、全ての前線で撤退していると述べた。
▽ロシア・トルコ首脳が電話会談、ウクライナ和平など協議=トルコ大統領府<ロイター日本語版>2025年10月7日午後 11:54 GMT+9

[イスタンブール 7日 ロイター] – トルコのエルドアン大統領は7日、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、ウクライナで公正で永続的な和平を実現するために外交的な取り組みを加速させる必要があると伝えた。トルコ大統領府が明らかにした。
トルコ大統領府によると、エルドアン氏は和平実現に向けた取り組みを継続する意向をプーチン氏に伝えた。このほか、パレスチナ自治区ガザでの停戦実現に向けた取り組みを含む地域・国際情勢についても協議した。
プーチン大統領は6日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を行い、中東情勢などについて協議している。
▽チェコ大統領、連立交渉の各党にウクライナ向け砲弾供給継続を要請<ロイター日本語版>2025年10月7日午後 1:30 GMT+9

[プラハ 6日 ロイター] – チェコのパベル大統領は6日、下院選挙結果を受けて連立交渉を進める各政党に対して、ウクライナ向けの砲弾供給プログラムを継続するよう要請した。
同プログラムはチェコ政府が武器取引業者と協力し、第三国から砲弾を調達してウクライナに届ける仕組み。
下院選挙ではプログラム廃止を公約に掲げたバビシュ前首相率いる最大野党のポピュリスト政党「ANO2011」が比較第1党に躍進し、極右政党などと連立交渉に乗り出す方針だ。
パベル氏は「この支援措置を縮小、あるいは打ち切れば、真っ先にチェコ自体にとって弊害をもたらすほか、ウクライナにも負の影響を与え、より多くの人が命を失う」と記者団に語った。
その上で「バビシュ氏と他の政党代表者はいずれも、何よりもまずチェコと同盟諸国、ウクライナなどパートナー国の利益を念頭に置くと期待している」と訴えた。
バビシュ氏は4日、取引業者への支払い額が過大だとの見方を示しつつ、可能ならばウクライナのゼレンスキー大統領とともに問題を解決すると発言。ただプログラム打ち切りを改めて明確には言及しなかった。
