▽欧州は行動の勇気欠く、ゼレンスキー氏が批判 ダボス演説<ロイター日本語版>2026年1月23日午前 4:06 GMT+9

[ダボス(スイス) 22日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)で演説した。欧州が凍結されたロシア資産を活用していないことなどを指摘し、断固とした行動を取る勇気に欠ける「小・中堅国が断片的に寄せ集まった万華鏡のような存在」と批判した。欧州の同盟国に向けた発言としては、最も辛辣なメッセージの一つとなる。
ゼレンスキー大統領は、ロシアの侵略行為やトランプ米大統領のグリーンランド取得を巡る動きなどに毅然と立ち向かわなければ、欧州は自らを「おとしめ」、暗い将来に直面すると警告。「誰もがグリーンランドに注視する中、ほとんどの指導者たちが、この問題にどう対処すべきか全く分かっていないのは明らかだ」と述べた。
またゼレンスキー氏は「欧州は世界的な力となることができ、そうならなければならない。遅れて反応する存在ではなく、未来を定義する存在になるべきだ」と訴えた。さらに、様々な意見があるとした上で、米軍の攻撃で身柄を拘束された「ベネズエラのマドゥロ前大統領はニューヨークで裁判にかけられているが、残念ながら(ロシアの)プーチン大統領は裁判を受けていない」と述べた。
その上で「欧州には強さが必要だ。そのためにわれわれは、共に行動しなければならない」と言明。「時宜を得た行動を取る必要があり、何よりも、行動する勇気を持たなければならない」とし、「今行動しなければ、明日はない」と強調した。
▽ウ、新たな防空パッケージで合意 ゼレンスキー氏がダボスで発表<ロイター日本語版>2026年1月23日午前 7:15 GMT+9

[ 22日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)で、新たな防空パッケージに関する合意に達したと明らかにした。
ゼレンスキー氏はXに「国民を守るために極めて必要な新たな防空パッケージに関する合意を持って帰国する」と投稿した。
▽米ウ首脳がダボスで会談、安全の「保証」や復興・防空巡り協議<ロイター日本語版>2026年1月23日午前 1:41 GMT+9
Ariane Luthi, Steve Holland, Lewis Jackson

[ダボス(スイス) 22日 ロイター] – トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領は22日、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会が開かれているスイス・ダボスで会談した。トランプ氏は会談について「極めて良好だった」とした上で、「ウクライナでの戦争を終わらせなければならない」というのがロシアのプーチン大統領へのメッセージだと改めて強調した。
ゼレンスキー大統領もXへの投稿で「生産的な」会談だったとし、和平交渉の進展や防空兵器の供給などを巡り協議したと明らかにした。安全の「保証」や戦後の復興計画などについても協議したほか、戦争終結に向けて行われている協議をいかに「真の交渉」に導いていくかについても話し合ったという。
米ホワイトハウスによると、会談は約1時間に及び、同日モスクワで開かれるプーチン大統領とウィットコフ米大統領特使らとの会談に先立ち行われた。
トランプ大統領によると、同氏が主導する「平和評議会」へのゼレンスキー大統領の参加については協議しなかったという。
